蒸らし時間90秒: #本日のコーヒー
豆: ハワイコナブレンド(ドトール)
メッシュ: 目盛7(カリタC-90)
湯温: 77.3℃
蒸らし: 90秒
抽出時間3分50秒(蒸らし含む)
抽出量: 430g
フィルター: バンブー(メリタ純正)
約5秒ごとに小まめに湯を継ぎ足すことで、濾過にかかる時間を短縮。
蒸らし時間を予め10秒延ばしておいたところ、抽出時間は昨日とほぼ同じになった。
あれれ、味の輪郭がぼやけている。
湯温がいつもより1℃ほど低かったことも一因だと考えられる。
だが、やはり蒸らし時間を90秒にしたことに無理があったのではなかろうか。やはり、と書いたのは、蒸らし時間90秒がうまくいった記憶があまりないためだ。
湯を注ぎながらの抽出時と比べ、蒸らしている間は粉の温度がより急速に低下する。このため、蒸らし時間が長くなればなるほど、必要以上の低温状態が長く続くことになる。
低温でも旨味は出る。最近の淹れ方だと、冷めたときにそれがよく分かる。最近試している≦79℃での抽出ではえぐみがほとんど出ないこともあり、冷めたコーヒーが甘くて旨い。
だが、抽出温度が低いと味がボケる。ホットコーヒーを飲む醍醐味のひとつは、ひと口目のはっとするようなエッジの効いたフレーバーにあるが、その成分が出てこなくなる。
対策としては、
a. 濾過時間を短縮し、蒸らし時間の延長でそれを補う方針を維持するなら
・えぐみに注意しつつ、今一度、より高い湯温を試す。
・蒸らし中のドリッパーに蓋をして保温する。
b. 濾過時間を従来のものに戻す
やるならa.の方。濾過時間のバラツキを減らすのが目標なので、b.は今は却下する。
ただ、今のコーヒーがウィークで物足りないのは確かなのだ。
よって
c. メッシュを一段細かくする。従来の目盛6に戻す。
ことも選択肢になるはずだ。メッシュを細かくすることで濾過速度が下がる。そうすれば、蒸らし時間を無理に延ばさなくても良くなる。
さらに、実はもう一つ、無視できない要因がある。季節的な要因であるところの室温の低下だ。室温が下がれば、加熱をやめた湯は冷めやすくなる。すなわち、抽出温度が下がる。これにも気を配る必要がある。
(室温とドリップしたコーヒーの温度を記録していけば良いのだろうなあ…メンドクサイけれど)
(写真はOLYMPUS XZ-2にて撮影)