秋蒔き小カブ(種まき後12日目まで)
コンテナで野菜を育てるようになって10年ほどになる。
ここ3シーズンほどは、軽石と液肥を使う永田農法もどきを試している。もどき、と書いたのは、使っている肥料が指定のものでないからだ。
ひとつの作物を育てると言うより、飛び地の森、或いは草むらだとイメージして管理している。殺虫剤と殺菌剤は使わず、なるべく、生き物たちが取るバランスに委ねることにしている。これは以前に有機栽培を試していた頃と変わっていない。
というわけで、先日種を蒔いた小カブの話。蒔いたのは確か先月の22日だ。
生長が速いため、間引きが結構大変だ。蒔く種の数を減らすと少し楽になるはずなのだが、粒が細かいせいで、いつも蒔きすぎてしまう。
直径1mmもない種から出た芽が2週間ほどであっという間に大きくなって、もう本葉が見えてきた。
<写真>
9月26日の様子。22日に蒔いた種が4日ほどで発芽した。
種を蒔いたのは、シソとミニトマトが植えてある鉢の株元だ。枝葉を整理して、日光が当たるようにしてある。
左から順に9月26、27、28日の様子。48時間ほどでこの成長ぶりだ。葉が重ならないように順次間引きする。
本日10月4日の様子。徒長気味だが、この場所で何度か育てているから、多分大丈夫。なお、モンシロチョウよけに春菊も混植してあるのだが、成長のスピードが違いすぎるため、負けて消えてしまうかも知れない。