キーワード検索時代の終焉

今やキーワード検索の時代は完全に終わったように感じる。表面的な情報やワイドショーレベルの情報は手に入るが、少し深く調べようとするとお手上げである。掘り進めても掘り進めても、通販サイト、テレビ並みに情報密度が低くアテになるかも分からない記事、まとめサイトがひしめいて、結局諦めてしまうことも多い。

 

Twitter検索の方がまだましだが、これも断片的な情報しか得られない。

 

充分に進歩したAIによる検索ができるようになれば、状況はガラリと変わるだろう。それをリードするのは、もしかしたら既存の検索エンジンを経営する企業ではないかもね。

 

 

『宇宙よりも遠い場所』・最終話直前

いやはや。

 

今期アニメ、『宇宙よりも遠い場所』が大外からぶっちぎっていったなあ。傑作『ゆるキャン△』すら霞むほどの大傑作となった。

 

中盤で投げずに我慢した人だけに与えられた、特大のプレゼント。もっとも、初見ではつまらないと思われた中盤であるが、視聴2周目では緻密に配置された伏線が見えてくる。涙なしには見られなくなる。

 

12話を見て、「宇宙よりも遠い場所」の本当の意味を知る。勿論、何話か前に伏線が張ってあった。あまりにも哀しい意味。けれど、残された者はその場所に想いを馳せながら、また歩き始める。

 

残すは最終話のみ。この壮大な物語のフィナーレは、果たしてどんなだろう。

自宅で作れるチャイ

寒い日が続くので、温まるためにスパイスを煮出してチャイを淹れている。レシピはまだ発展途上だが、取り敢えずこんなところで。

 

(1) スパイスはカルダモン、クローブ、シナモン、ローレルとドライジンジャー。

分量は写真を参照。ジンジャー(と多分シナモン)は増量可。カルダモンとクローブは多すぎると薬臭くなる。

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(2) スパイスを砕き、湯500mlで10分間煮出す。 

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(3) 火を止め、ティーバッグを投入して3〜4分ほど待つ。

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(4) 出来上がり。お好みで黒砂糖やミルクを加えても良い。

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久しぶりにインスタントコーヒーを淹れて考えたこと

‪コーヒー豆を切らしてしまったので、久しぶりにインスタントにしてみた。

やっぱり美味しくないなあ…。

勿論、使ったインスタントコーヒーの素は、個包装された、賞味期限も1年ほど残っているものだ。‬

 

‪美味しくはないが、メーカーを非難するつもりはない。そもそも、一度抽出してフリーズドライしたコーヒーの味が落ちるのは当たり前のこと。しかも常温長期保存。さらに安全性の確保、安定供給などなど。気の遠くなるような企業努力は、むしろ賞賛すべきものだ。‬

 

‪アウトドア、或いは極端なことを言えば災害時など、レギュラーコーヒーを淹れるのが難しい時にこれがあったら、心にしみる一杯になる。僕も過去にそういう経験をしたことがある。‬

 

‪ただね、やっぱりまずは皆に本当に美味しいコーヒーを知ってもらいたいなあと、そう思う。本当に美味しいと言っても、世界最高水準である必要はない。コーヒーなんてこんなもの、というところから脱却できるコーヒーに出会えていたら、ひとまずそれで十分だ。その上で、味と手軽さを天秤にかけて選択するというのが、本当の豊かさである。なんてことを、『もやしもん』の登場人物である樹教授も言っていたような気がする。

 

‪また真面目くさった話になってしまったな。ま、しょうがない。俺ですから。‬

ドトール恒例の年末限定豆、プレミアムマイルドブレンドの淹れ方

プレミアムマイルドブレンドは知る人ぞ知るドトールの名品。年末にしか手に入らない貴重品だ。

 

今年度分については、今のところ下記のレシピが良さそうだ。上手に淹れると甘酸っぱさと香ばしさが特長のコーヒーになる。コツは軽めに出してやること。イタリアンエスプレッソのような極深煎りのコーヒーではコクを出すためにしっかり抽出するが、本品は中深煎りであり、それをやると苦味が悪目立ちする。

 

【レシピ】

豆: プレミアムマイルドブレンドドトール

 

ドリッパーとペーパーフィルター(※1)
ドリッパー: メリタ(1×2)
フィルター: バンブー(メリタ純正)

 

湯温: 80℃弱(78℃くらい)(※2)

 

粒度と抽出時間(※3)
粒度: 目盛5(カリタC-90)
抽出時間: 2分30〜40秒(このうち蒸らしは50秒程度)

 

豆の量と抽出量(※4)
豆の量: カリタの計量スプーンすり切り3杯
抽出量: 390g

 

 

註:

 

(※1)
少し前にメリタのドリッパーを入手して試用している。その流れで、今回のまとめはカリタ式でなくメリタ式で淹れた場合のもの。
カリタ式でも同じような淹れ方でOKだが、同一レシピで味を比較すると、恐らくメリタよりカリタの方が軽い味わいになるはずだ。
なお、メリタではドリッパーはコーヒーフィルターと呼ばれている。

ペーパーフィルターは厚手のものから薄手のものまで様々なものが発売されている。紙の厚さによって抽出時間が変わる。濾過速度が変わるためだ。


(※2)

80℃ギリギリよりやや低めの方がまろやかになる。温度が高すぎると渋みやえぐみが出る。渋みやえぐみはあつあつでは感じにくいが、冷めてくるとはっきり分かるようになる。

 

(※3)
これまではメッシュと表記していたが、今後は粒度とする。

適切な抽出時間は湯温、粒度によって決まる。ここでは、抽出時間は乾いた粉に湯を注ぎはじめた時点から、濾過を終えてドリッパーをサーバーから外した時点までを言う。ゆえに、蒸らし時間も含む。

蒸らし時間は50秒程度だが、開封して日数が経つと、豆の物理特性が変化して湯の通りが悪くなる。よって、開封直後は長め、日数が経った豆は短めにしてやる。

 

(※4)
上記の通り、コーヒーの旨味を抽出するのに大切なのは温度、粒度、抽出時間を守ること。豆の量と抽出量の関係によって決まるのは、抽出された旨味の濃度となる。それゆえ、これら以外の組み合わせも考えられる。よりウィークなコーヒーがお好みなら、湯を足して構わない。或いは、抽出量を増やして蒸らし時間を減らしても良い。

また、極端な話、3杯分でなく4杯分の豆を使い、抽出を2分30〜40秒で打ち切るというやり方もいけるはずだ。その場合はコーヒーが上記のレシピと比べて濃くなるため、濃すぎると感じたらお湯を足して薄めると良い。

 

生姜を収穫した

種生姜は食用に買っておいたものの残り。鉢に突っ込んで永田農法で育てたところ、倍以上の新生姜ができた。

 

寒さで地上部が枯れてきたため、収穫した。

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左手前の黒っぽいものが種生姜。奥の白っぽいものが新生姜。

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