北欧を回るならこんな感じか

北欧は冬旅の方が好き。冬というか、3〜4月。厳冬期よりは寒さが緩む。それでも東京基準だと充分寒いけど。人はまだまだ少なくて、静寂がそこかしこにある。現地の人々が温かく迎えてくれる。静かにソロ旅するには最高の時期だ。

 

こんな風に書くと、ほとんどゆるキャン△のしまリンだなw。ソロキャン、グルキャンに倣った言い方をすると、僕もソロ旅とグル旅は別ジャンルだと思う。風の吹くまま、気の赴くままに放浪するソロ旅が好き。現地の人との一期一会も楽しい。グル旅の良さは、まだよく分からないかな。

 

オーロラは3月一杯。寒さは-20〜-10℃くらいで、-30℃ を切る厳冬期よりマシ。4月になると日がぐっと長くなって、夜更かししないと観測できなくなる。そのうちに夜そのものがなくなる。日の長さが1日に10分、1週間で1時間ほど長くなる体験は、頭がついていかない。

 

上記の通り、4月に入るとぐっと日が長くなって、人々も少しずつ動き出す。フィンランド中部あたりは、僕らにとっては十分に真冬だが、それでも、日差しの暖かさが心地良くなる。

 

ヘルシンキでは、そろそろ冬の終わりが見えてくる(春になるとは言ってない)。着込んでオープンカフェで日向ぼっこすると、何だか嬉しくなる。

 

4月半ばくらいから、ストックホルムの広場、Kungsträdgårdenで桜が見られる。それでいて、4月下旬でも平気でみぞれが降ったりする。

 

注意してほしいのは、これは放浪している旅人の感じ方。日本からいきなりだと、寒さに震え上がるかも知れない。

 

真夜中の太陽を見に行くなら、人のまだ少ない5月末か6月頭くらいに済ませておいた方がいい。

 

ハイシーズンは6〜8月。6月後半くらいからどっと人が増える。7〜8月は避暑客でどこも飽和状態。混雑に不感症な人は良いけれど、そうでない人は避けた方が無難。しまリンなら卒倒してしまうかも知れない。

 

なお、秋から厳冬期は経験がないから分からない。