抽出時間こそがカリタ式の壁だろうか?
豆: ハワイコナブレンド(ドトール)
メッシュ: 目盛7(カリタC-90)
湯温: 78.5℃
蒸らし: 70秒
抽出時間3分41秒(蒸らし含む)
抽出量: 450g
フィルター: バンブー(ドトール)
あれれ、抽出時間が昨日より40秒近くも短くなった。原因は湯を早め早めに注ぎ足したこと。いつもは約15〜18秒間隔で湯を注いでいるが、今日はなんとなく気が急いて、平均13秒間隔ほどにした。それにしても、ここまで差が出るとは。これでは、蒸らし時間をストップウォッチで厳密に計っても意味がない。
味は勿論、抽出不足のより単純なものになった。コクは昨日より減り、その分、苦味がくっきりと浮かび上がった。
えぐみはコーヒーが冷めてもほとんど気にならなかった。よって、湯温78.5℃なら高すぎるということはない。
初めは抽出量、次は湯温と、測定器具を増やすたびに結果に打ちのめされ、されどそれが改善のきっかけとなった。が、今回のコレはどうしたものか。粉のふくらみを観察しながらお湯を何度か継ぎ足してドリップするカリタ式特有の難しさは、サイエンスの難しさではなく、器用さ、或いは職人芸が問われる難しさだ。
対策としては、
・なんとか抽出時間が安定するよう、工夫する
・もういっそ器具を変えてしまう。メリタ式にするか、ドリップはやめてプレスにする。
同時に、抽出量450gだとやはりウィークになり過ぎる。もっと濃厚なこってりダシの方がいい。
・カリタ式を続けるなら、抽出量を減らしつつ、抽出時間はひとまず4分きっかりを目指す
のが良いだろうか。